ゴルフは上達すれするほどに楽しいものです。しかし、うまくなればなるほどに、ゴルフクラブの握り方などの基本や上達のコツが気になるものではないでしょうか。どうすれば、もっと上達するか、憧れのプロの握り方に近づけるかなど、悩みはつきないものです。
この記事では、そんな皆様のお役に立てるようにゴルフクラブの握り方について、右手、左手で解説します。ゴルフの練習の参考にして頂ければ幸いです。
1.ゴルフクラブの握り方の種類
まずは、知っておきたいゴルフクラブの握り方の種類について説明します。
オーバーラッピンググリップ、インターロッキンググリップ、テンフィンガーグリップです。それぞれの特徴をお伝えします。
1-1.オーバーラッピンググリップ
オーバーラッピンググリップという握り方を採用している選手やアマチュアは多いものです。ゴルフ人口の中で、実に6割もの方々がこの握り方を採用していると言われています。
両手をクラップにかぶせるような握り方で、右手の小指を左手の人差し指と中指の間に入れます。右手をより意識できる握り方です。
1-2.インターロッキンググリップ
インターロッキンググリップは、とにかく遠くに飛ばしたい人に人気の握り方ですが、小さい手の人や女性にも人気があります。
オーバーラッピンググリップよりも両手でしっかりつかめる感じで、好きな方向に飛ばしやすいです。やり方は右手の小指を左手の人差し指、中指の間に入れるといったものです。
1-3.テンフィンガーグリップ
テンフィンガーグリップは、ベースボールグリプとも言われ、女性やシニアに向いた握り方です。腕力に自信のない方でも飛ばしやすいと言われています。
指を絡めずに、すべての指を使う握り方です。両手でぎゅっと握ることができるので、手首をうまく使うのに適しています。
2.ゴルフクラブ左手の握り方のポイント
左手の握り方には、どんなポイントがあるものでしょうか。それぞれの握り方で解説します。
2-1.オーバーラッピンググリップは左手から
オーバーラッピンググリップの握り方のポイントは、左手から握ることです。その際は、ナックルと言われる指の付け根が2つくらい見えるスクエア状態であることも大事です。親指と人差し指は、V字のようにして右耳あたりを指すようにしましょう。
スライスが出ることに悩んでいるならば、ナックルを3個くらい見える状態にする、「ストロンググリップ」という握り方にするのもおすすめです。
2-2.インターロッキンググリップは左手のこぶしの山を見せる
ゴルフクラブをインターロッキンググリップで握る場合は、左手から握り、こぶしの山を見せるようにします。上部分から2つと少し見えれば、正解と思ってください。
もしも、スライスが出たり、ドローボールを打ちたいと思ったりする場合は、こぶしの山を3つと少し見えるようにすると良いものです。お試しください。
2-3.テンフィンガーグリップは左手の親指を外すことが大事
テンフィンガーグリップという握り方でゴルフクラブを握る場合、左手の親指をポイントにすることもあります。
あるプロ選手によりますと、テンフィンガーの場合、左手の親指を外すことがポイントになると言います。右手はシャフトだけを握るのみです。安定感が出てくるので、やりやすくなります。さほど難しくない握り方と言われています。
3.ゴルフクラブ右手の握り方のポイント
今度は、右手のポイントです。ゴルフクラブの握り方において、左手同様に、右手も重要な役割を果たすことを知っておきましょう。
3-1.オーバーラッピングは右手の小指の位置が大事
ゴルフクラブをオーバーラッピンググリップで握る場合は、右手の小指の位置に気を配りたいものです。どんな位置にしたらよいかわからないという方は少なくありません。
右手の小指は、左手の人差し指にかかるようにします。右手を真横から差し出さない、ゴルフクラブに対して手が斜めになるようにすることも大事です。
3-2.インターロッキングは右手打ちに向いている
インターロッキンググリップでゴルフを楽しむ場合、右手が重要。しっかりと右手の小指を左手の人差し指や中指からませることで、右手に力が蓄えられるからです。
オーバーラッピンググリップよりも、右手を使いやすいので、右手打ちが得意になりたいという人、右手に力があるという人におすすめです。
3-3.テンフィンガーグリップは右手の小指がポイント
テンフィンガーグリップを採用して、ゴルフを楽しみたいのであれば、右手の小指に気を配りたいものです。
左手と右手の間にすき間が見えないように、右手の小指をしっかりと左手にくっつけるようにします。また、右手の手のひらにある生命線が左手の親指の上になるように意識することも大事です。
4.まとめ
ゴルフクラブの握り方は主に3つです。オーバーラッピンググリップ、インターロッキンググリップ、テンフィンガーグリップです。それぞれ、右手や左手などに工夫してうまく握ることで、ゴルフを一層楽しめるのではないでしょうか。
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