ゴルフスイング上達のコツはどんなことがある？上達する方法を解説

スイングをスムーズに行うためには、まずは準備が重要です。足幅は、おおよそ7番アイアンの場合には2.5足分程度がおすすめといえます。ドライバーの場合にはもう少し広めにとり、3.5足分程度で安定するでしょう。

スイングの際の姿勢については、背筋をしっかりと伸ばしてお尻をなるべく高い位置に置きます。お尻を突き上げるようなイメージで、腰を前後に動かさないように注意しながらスイングするようにすると、安定したスイングを行う下地が整います。

スイングの最初は、必ず胴体をひねってスタートしましょう。手首や腕は使わないようなイメージで、スイングの最初は体幹部分のみでテイクバックするように心がけると、安定したスイングの始動が可能となります。

腰の高さまでのテイクバックについては、左肩が顎の下まで回ってくるようなイメージで行ってみてください。肩をしっかりと回すことで回転力がつき、ボールへの推進力が大きく変わってきます。腕を使ってしまうとスイング軌道が外れやすくなるので、肩を意識しましょう。

ダウンスイングでは、トップから腰が動いたときにトップ位置にグリップを残すようなイメージで行ってみると安定します。トップ位置で自然な間をつくることにより、初心者にありがちな「急いで打ってしまう」という状況を回避することにつながるのです。腰を回転させることを意識すれば、体重移動もスムーズにできて安定感のあるスイングが可能となります。

何かを始めるとき関連書籍を買い揃える人がいますが、現代は大半の情報が無料で手に入りゴルフも例外ではありません。プロによるスイングの基本やコツを無料で何度でも観られる時代です。本や雑誌の写真より動画を観た方がわかりやすいでしょう。まずはスイングの基本や考え方、注意点をぼんやりでも良いので無料動画で学びましょう。一定の経験がある中級者の方にも学びは多いはずです。

動画で基本を学んだら実践です。しかし、いきなりゴルフ場に行くのはハードルが高いですからゴルフ練習場に行ってみましょう。これから道具を買う方でしたら試し打ち施設のあるゴルフ用品店でも良いと思います。まだゴルフ場に行くまでやるかわからなければ、打ちっぱなし用のドライバー1本から始めるのもありです。始めるからには一式揃えなければと気を張る必要はありませんし、練習場ではゴルフのルールを覚える必要もありません。小さく始めましょう。

練習場では基本的に一人で練習しますが、練習場ごとに常連客がいるので違う人のスイングを眺めるだけでも勉強になります。上手な人を見て参考にしたり、自分のスイングに問題はないかどうか再確認したりするのも良いでしょう。

少し勇気を出して隣の人に話しかけても良いでしょうし、あるいは話しかけられて交流が始まることもあります。会話をしなくても同じように練習をしている方々を眺めるだけでモチベーション維持に繋がります。よく見かける人をライバル設定して疑似的に競うのも面白いものです。